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コンサートレポート

2010 年 9 月 29 日 青春18切符の旅

夏休みに青春18切符を使って4泊5日の旅行をしました。
この青春18切符とは“5日間JRの普通列車と快速列車が乗り放題”のお得な切符です。

行き先は、広島・宮島、島根・出雲大社、奈良の室生寺と薬師寺にしました。
実は神社仏閣を見て回るのが大好きなんです。
こんな長い距離を普通列車と快速列車(と一部私鉄とバス)だけでちゃんと観光もしながら
5日間で巡れるのか?
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それが意外にできてしまうんです。

一日目で品川駅6時27分発からスタートして東海道本線をずっと西へ行くと夜の10時には広島に着きます。
新幹線や飛行機を使えばもっともっと早く着けるのを考えれば途方もない時間ですけどね。
しかし、景色を眺めながらひたすら頭をからっぽにする、
それが楽しめる人には本当におもしろい旅です。

二日目はさっそく宮島へ。

 

あちこちでかわいらしい鹿が歩いています。
お昼は名物のあなごめし。

その後は広島駅まで戻り山陰へ登り松江まで向かいます。
山陽から山陰へ上るこの路線がこの旅で一番のんびりした路線で一番長かったです。
とにかくのんびりなスピードで待ち時間が非常に長い。
それに、電車は一両だけだし、いつの間にか乗客はわたしひとりになってしまうし・・・
一車両の電車に乗客が一人きりだなんて、毎日東京の朝のラッシュの電車でぎゅうぎゅう詰めになっている私にはちょっと考えられないです。
誰もいない車内を思わず写真におさめてしまいました。
その時の一両電車とその車内です。

 

ほら誰もいないですよね?
夜が深くなるにつれだんだん一人で電車に乗っているのが怖くなってきてしまって、
幽霊が乗ってきたらどうしよう?振り向いた運転手がのっぺらぼうだったらどうしよう?とか。
ビビリな私は想像力をフル回転させて恐怖に震えてしまいました。
しかし、都会の光の洪水の中で且つ狭い人口密度の中で生活してる私にはたまにはいい薬
だったのかもしれません。
自然に対する畏敬の念は忘れてはいけないと思います。

3日目は出雲大社です。

 

ここはどんなに観光客で賑わっていても、厳しい空気が張り詰めていて
仏教以前の神話の世界が今でも息づいている場所です。
近くの出雲阿国のお墓にも行き出雲そばを食べました。
その夜は姫路まででストップです。

4日目はいよいよ大好きな奈良の室生寺です。

 

土門拳の写真を見て行きたいと思って以来訪れるのは3度目になります。
ここの仏像が素敵なんです。
ここは出雲大社とは対照的で、お寺なんですけど人を受け入れる大らかさが感じられてホッとする場所でもあります。
近くにある龍穴神社にも足を延ばしました。
昔から龍は雨と関連付けて考えられていて、雨乞いの神様を奉っているそうです。
帰りのバスを待っているとあんなに晴れていたのに突然激しい雨が降ってきました。

雨乞いの神様が歓迎してくれたのかもしれません。
そして薬師寺は、単なるお寺を通り越して建築の知識があればもっと楽しめたんだろうに
とも思うくらい建築物としても芸術的な建物でした。
年齢を重ねてからまた訪れたいです。

最後の夜はちょっと贅沢に、名古屋駅に入っているマリオットアソシアホテルに
泊まることにしました。
一人でゆったりダブルベッドです。
家具はピカピカでテレビも大きなREGZA。
部屋からもバスタブからもキレイな夜景が見えてラグジュアリーなひと時でした。

感動的なのはこの洗面台。
自分の家の洗面台がこんなだったら毎日おしゃれをがんばれそうなんだけどな。
「そんなお金があるなら宿泊なんかしないで新幹線で東京に帰ったら?」なんて
言わないで下さいね。
いいんです。こんなお金の使い方もいかにも旅って感じで「アリ」なのです。

しかし惜しむべくはその日の私の格好です。
ヨレヨレのカーゴパンツにナイキのランニングシューズにリュックサックという
典型的な“バックパッカーファッション”で、しかも手にはコンビニのレジ袋を
ぶらぶら下げてるといった具合だったんですから。
そんな格好のお客さんは私くらいしかいませんでした。
エレベーターの中で、最上階のバーに向かう着飾った名古屋の紳士淑女たちと一
緒になった時はさすがにちょっと恥ずかしかったです。

次は一体どこへ行くのかわかりませんが、定期的に旅行に行きたいです。

投稿:K.T. | カテゴリー: スタッフブログ |
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