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コンサートレポート

2011 年 7 月 15 日 デューク・エリントン楽団 7/14(木) 四日市文化会館

今日は、三重県四日市市でコンサートが開催されました。

会場は、ここ四日市市文化会館です。

こちらの会館では、「大人のためのビッグバンド講座」や「若者のためのビッグバンド講座」など、ジャズのプログラムに力を入れており、三重県のジャズを牽引しているホールの一つです。

会場には、四日市市内のみならず、鈴鹿市や津市、伊勢市などからのお客様もお越し頂いておりました。

今日のセットリストは:

第一部

1. Take The “A” Train     
2. Cotton Club Stomp
3.  Black and Tan Fantasy
4.  Lush Life
5.  The Mooche
6.  Harlem Airshaft
7.  Isfahan
8.  2-4-1
9.  8th Veil
10. Caravan

第二部

1. Things Ain’t What They Used To Be
2. In A Sentimental Mood
3. Johnny Come Lately
4. Anatomy Of A Murder
5. Jack The Bear
6. Mood Indigo
7. Diminuendo and Crescendo In Blue

Encore
Satin Doll
It Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing

バリトンサックスのモーガン・プライス氏。とても深みと迫力のあるソロが繰り広げられました。

アルヴィン・ウォーカー氏のトロンボーンは、しなやかで、暖かいサウンドが特徴。

このソロは、聞き覚えのあるメロディー・・・、そう、日本古謡の「さくらさくら」をモチーフにして、リズミックに展開されました。会場のお客様も一緒に、手拍子でリズムを取りながら盛り上がりました。

「ムード・インディゴ」のトランペット・ソロでは、ラヴィ・ベスト氏が突如、観客席から登場。会場が大いに沸きました。トランペットの大迫力サウンドを身近に感じて、圧倒されたようです。

見事なアンサンブルとグルーヴで、会場を熱狂的なスウィングの渦に巻き込みます。今宵は、まるでニューヨークに来たような気分に。

強力なサキソフォン・セクション。うねる様な、分厚いハーモニーと節回しが、エリントン・サウンドの魅力です。

アンコールでは、トミー・ジェイムス氏が、「じゃあ、もう一曲行こうか!? 『スイングしなけりゃ意味ないね』を演奏しますよ。タイトルの通り、スイングしなけりゃ、そう、意味がないんですよ!」

会場のボルテージはマックスに!会場の後方では、赤いTシャツを着た中学生の皆さんが、手拍子をしながら、元気に声援を贈ってくれていました。トミー・ジェイムス氏は、「山手中学の皆さん、ありがとう!」とMCで紹介。

そう、実は、12日(火)に、トミー・ジェイムス氏、ボビー・ラヴェル氏(テナーサックス)、ラヴィ・ベスト氏(トランペット)、スタッフォード・ハンター氏(トロンボーン)の4名が、山手中学校のブラス・バンドのために、クリニックをしに訪れていたのでした。

課題曲「A列車で行こう」の演奏アドバイスや共演をしながら、ジャズの楽しみ方を伝えたのでした。楽団のメンバーは、ブラス・バンドの演奏のレベルの高さに、終始、関心していました。そんな山手中学校のメンバーが、今夜コンサートに駆けつけてくれ、元気に声援を贈ってくれていたのでした。とても楽しくエネルギー溢れるコンサートとなりました。

さあ、明日は、東京のサントリーホール公演です。お楽しみに!

投稿:harmonyjapan | カテゴリー: デューク・エリントン・オーケストラ |
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