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コンサートレポート

2011 年 7 月 23 日 デューク・エリントン楽団 7/22(金) アクトシティ浜松

今日は、静岡県浜松市にあるアクトシティ浜松中ホールでコンサートが開催されました。

シャンデリアがゴージャスに輝くクラシックホールで、トランペットのケヴィン・ブライアン氏は、「ここは、サントリーホールと同じクラシック専用ホールだけど、響きでいうと、教会に近いようなリバーブ感だね。面白い。」と言いながら、自分のサウンドをチェック。

確かに、舞台後方のパイプオルガンは、天井まで高く聳え、重厚で厳かな雰囲気が漂います。

入念に響きをチェックするメンバーたち。「お互いの音を確かめ合いながら、優しく演奏するのが、今日はベスト。」とリーダー。さて、いよいよコンサート開始です。

女性客の方も多く会場に足を運んで頂きました。ジャズが盛んな浜松だけに、耳の肥えたお客様が集まっています。

今夜のセットリストは:

First Set
1. Take The “A” Train     
2. Cotton Club Stomp
3.  Black and Tan Fantasy
4.  Lush Life
5.  The Mooch
6.  Harlem Airshaft
7.  Isfahan
8.  2-4-1
9.  8th Veil
10. Caravan 

ソプラノサックスでソロをとるマーク・グリス氏。

ドラムスのマーティー・モレル氏。

Second Set
1. Things Ain’t What They Used To Be
2. In A Sentimental Mood
3. Johnny Come Lately
4. Anatomy Of A Murder
5. Jack The Bear
6. Mood Indigo
7. Diminuendo and Crescendo In Blue

Encore
Satin Doll
It Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing

カップミュートで息の合ったアンサンブルをみせるトランペット・セクション。

ユーモアたっぷりのソロを聞かせるベーシスト、ハサーン・アッシュ・シャクール氏。4歳の時から、椅子に立ってアコースティックベースを演奏し、ピアニストのお父さんとジャムセッションをしていた、というジャズファミリー出身。

リーダーから、“プロフェッサー、チャーリー・ヤング”と呼ばれている知性派サックス奏者。

首席トランペットを務めるケヴィン・ブライアン氏。胸の空くようなハイノートが、会場いっぱいに響き渡ります。

「震災など大変な状況の日本だからこそ、今日は、日常を少し忘れて、我々の音楽に浸ってくださいね。」とリーダー。

ディオン・タッカー氏のプランジャー・トロンボーンは、今夜も会場を大いに沸かしました。

120%のパワーを振り絞って奏でられる「スウィングしなけりゃ意味ないね」。惜しみなく贈られるお客様からの拍手に、メンバーはニコニコ!

みんな揃って楽屋で記念写真。「もう残すところ後1公演だなんて、時が過ぎるのは早いね。」と寂しがるメンバー達。

みんなが手にしているのは、サントリーホール公演で頂いた素敵な“切り絵”アートで、全員の似顔絵が刻まれています。切り絵アーティスト、吉本ともやさんによる作品です。

さて、明日は、今回のツアー最終の地、鹿児島県に飛びます。いよいよ、残すところ1公演となりました。感動のファイナル公演をお楽しみに!

投稿:harmonyjapan | カテゴリー: デューク・エリントン・オーケストラ |
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