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コンサートレポート

2011 年 7 月 10 日 デューク・エリントン楽団 7/9(土)ザ・シンフォニーホール

デューク・エリントン・オーケストラの第二回公演は、ここ大阪です。

今日も、大阪はカラッと晴れました。照りつける太陽の日差しは、もう完全に夏、です。日本の一部では、今日、早くも梅雨明けをしたというニュース。

少し涼やかな公園の隣に佇む重厚な建物が、今日のコンサート会場、ザ・シンフォニーホールです。

日本一響きの美しいと云われるクラシックホールでの演奏に、メンバーは興奮気味です。

さて、いよいよ、ステージで念入りなリハーサルが行われました。

リーダーのトミー・ジェイムス氏は、ステージに立つなり、「今日は、生音でいこうね。響きが最高だ。」と笑顔。スピーカーからの音を極力無くして、楽器本来の響きや音色を存分に表現できる環境です。

さて、今日のセットリストをご紹介します:

第一部

1. Take The “A” Train
2. Cotton Club Stomp
3. Black and Tan Fantasy
4. Lush Life
5. The Mooche
6. Harlem Airshaft
7. Isfahan
8. 2-4-1
9. 8th Veil
10. Caravan

第二部
1. Things Ain’t What They Used To Be
2. In A Sentimental Mood
3. Johnny Come Lately
4. Anatomy Of A Murder
5. Jack The Bear
6. Mood Indigo
7. Diminuendo and Crescendo In Blue

Encore
Satin Doll
It Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing

今回、特に注目なのが、第二部の最後の楽曲、「Diminuendo and Crescendo In Blue」。

1956年のニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演したエリントン楽団が、この曲を披露し、聴衆を興奮の坩堝に巻き込んだ歴史的作品です。ポール・ゴンザルヴェスの伝説のテナーサックス・ソロは、「エリントン・アット・ニューポート」に収められています。

デューク没後、この曲は現在まで日本で演奏されたことがなく、久々のお披露目となります。今回は、テナーサックス奏者、ボビー・ラヴェルが、ゴンザルヴェスのポジションを引き継いでいます。

図太くアーシーなテナーの音色と、ブルース感たっぷりのブロウを繰り返しながら、会場を盛り上げていきます。10分近くに及ぶ熱演が繰り広げられました。

終演後、ドラマーのマーティー・モレルは、「メンバーの演奏もお客様の反応も素晴らしかったね。とっても気持ちよく演奏できたよ。73年にビル・エヴァンス・トリオで来たのが最初だったけど、大阪はいつも僕のフェイバリットだね!」と、とても満足な表情。

さて最後に、ホールのロビーの様子を少々。今年の来日ツアー限定の記念グッズが並んでいます。きっと今夜の音楽とともに、コンサートの素敵な思い出になることと思います。

デューク・エリントン楽団の歴史、名言集、メンバー紹介、見どころ解説など、盛りだくさん。コンサートが10倍楽しめますよ。

クラッシーで大人なデザインのポロシャツ、Tシャツは、ちょっとした自慢のアイテム。

来日記念盤も発売しています。とても貴重な未発表音源も含まれていますよ。

優しい手触りのハンドタオルです。プレゼントに喜ばれますね。

以上、コンサートグッズのコーナー紹介でした。

さて、次は、山口県岩国市です。お楽しみに!!

投稿:harmonyjapan | カテゴリー: デューク・エリントン・オーケストラ |
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2011 年 7 月 8 日 「A列車で行こう」でツアーの幕開け!

いよいよ、デューク・エリントン・オーケストラの来日全国ツアーが、
7月7日(木)、東京世田谷にある昭和女子大学人見記念講堂にて開始しました。
5年ぶりの全国ホールツアーということで、久しぶりに、2時間以上に及ぶ充実のプログラムを存分に楽しんで頂けます。

初日の今日は、2時間近くの入念なリハーサルとサウンドチェックを行い、準備に余念がありません。

 

 

ステージは、まるで、ニューヨークの野外フェスティバルに来たかのような雰囲気です。
マンハッタンの摩天楼が背景にそびえ、グランドピアノの傍に、
総帥デューク・エリントンのポートレイトが優しく浮かび上がり、楽団とお客様を見守ってくれています。

では、いよいよ、プログラムの始まりです。
エリントン楽団のテーマ曲「A列車で行こう」で、ツアーの幕開けです!
 


 

15名の熱い演奏がファーストセットから全開です。

曲目は、ご覧のとおりです:
Take The “A” Train
Cotton Club Stomp
Black And Tan Fantasy
Lush Life
The Mooche
Harlem Airshaft
Isfahan
2-4-1
Eighth Veil
Solitude
Caravan

パワフルでエネルギー溢れるトランペットセクション。
プランジャー・サウンドもエリントン楽団のお得意技。
 


 

アルトサックスのマーク・グロスは、時にとてもブルージーに、時にはモダンなサウンドを、と様々な顔を見せてくれます。
 


 

セカンドセットでは、珍しい楽曲も披露されました。
少しご紹介しますと、それは「Anatomy Of A Murder」という楽曲で、映画のテーマ曲です。
邦題は、「或る殺人」で、ジェームズ・スチュアート,リー・レミック,ジョージ・C・スコット主演の法廷映画(1959,米国)。
殺人事件の弁護をする弁護士が無罪を勝ち取るが,依頼人が消えてしまう・・・;
オットー・プレミンジャー監督作、ヴェネチア映画祭男優賞(ジェームズ・スチュアート)受賞作品です。
ソウル・バスがタイトルデザインを手がけ、音楽をデューク・エリントンが担当した、とてもお洒落な映画です。

You Tube (http://www.youtube.com/watch?v=nt7keunWkt8)
 


 

セカンドセットは、ご覧のとおり:
Perdido
Oculapaca
Things Ain’t What They Used To Be
Sentimental Mood
Johnny Come Lately
Anatomy Of A Murder
Jack The Bear
Mood Indigo
Rockin’ In Rhythm

そして、アンコールでは、
It Don’t Mean A Thing If It Ain’t Got That Swing, スウィングしなけりゃ意味ないね、で締めくくりました。
客席から手拍子が広がり、会場はとても盛り上がりました。
 


 

初日公演から全力投球で、2時間半近いコンサートになりました。
これだけ、たっぷりとエリントンの名曲の数々を楽しむことができるのは、とても贅沢。
ぜひ、本場ニューヨークのビッグバンド・サウンドを肌で感じて頂ければと思います。
次は、大阪シンフォニーホールでの公演です。お楽しみに!!

投稿:harmonyjapan | カテゴリー: デューク・エリントン・オーケストラ |
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2011 年 4 月 28 日 音楽の祭典!!「Le Velvets “Here we come!!!!!”」

4月16日(土)、東京国際フォーラム・ホールCにて、
私たちが主催・制作を務める「Le Velvets “Here we come!!!!!”」のコンサートが開催されました!

“Le Velvets”(ル ヴェルヴェッツ)の情報はこちら
http://www.harmonyjapan.com/velvets/

 
ル ヴェルヴェッツにとって、過去最大規模のコンサート。
以前よりル ヴェルヴェッツを応援して下さっているお客様はもちろん、
初めて聞きに来られるお客様も沢山ご来場頂き、大盛況のうちに終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。

 

 
自粛するべきか開催するべきか、検討を重ねた結果、勇気を出して前進することを決断しました。
決して容易なことではありませんでしたが、お客様の熱意、舞台スタッフをはじめとする関係者のご協力により
無事に当日を迎えられたことに、私たちは本当に感謝致しました。

 

 
そして迎えた本番。
ル ヴェルヴェッツの魅力が沢山詰まった素晴らしい公演になりました。

 
ル ヴェルヴェッツの魅力って何?
という方も、このレポートを読んで頂ければすぐに分かって頂けると思います!

 
 

 
5人のヴォーカルからなるル ヴェルヴェッツは、ともかくあらゆるジャンルの曲を披露します。
今回のラインナップは以下の通り。

第一部
1.Remember
2.O sole mio
3.Fly me to the moon
4.ルビーの指環
5.ラストダンスは私と
6.アンフォゲタブル
7.All by myself
8.セビリアの理髪師
9.Piacer D’amor(愛の喜び)
10.女心の歌
11.Nessum Dorma

第二部
12.上を向いて歩こう(坂本九メドレー)
13.Can’t take my eyes off of you
14.You raise me up
15.Time to say goodbye
16.VIVERE
17.Mas que nada
18.MI VIDA
19.Let’s kiss tonight
20.ABBAメドレー

EC.Queen must go on(Queenメドレー)
WEC.上を向いて歩こう

 
ご覧の通りクラシックから、ジャズ、ポップス、ロックまで、幅広いラインナップです。
まずクラシック。
全員が音楽大学で声楽を学んだ彼らにとって、その実力を惜しみなく発揮できるジャンルです。

今回の公演では「クラシックコーナー」と題して4つのクラシック曲を続けて披露。

「セビリアの理髪師」
※ジョアキーノ・ロッシーニのオペラ作品として有名。本来オーケストラで演奏する序曲をアカペラで演奏しました。
「Piacer D’amor(愛の喜び)」
※フランスの作曲家、ジャン・ポール・マルティーニの代表作です。
「女心の歌」
※ジュゼッペ・ヴェルディが作曲したオペラ、『リゴレット』の有名なアリア。
「Nessun Dorma」
※ジャコモ・プッチーニ作曲の歌劇『トゥーランドット』のアリア。テノールのための名アリアとして有名で、
日本でも『誰も寝てはならぬ』の通称で親しまれています。

ル ヴェルヴェッツは5人のメンバーですが、このコーナーではそれぞれがソリストを務め、
時にソロ、時にデュエットとしてこれらの曲を披露。
テノールを担当する日野さんは、ファルセット(裏声)で歌うカウンターテナーとしての技量も披露しました。
一人一人がソリストとしても十分な表現力を持っていることを、感じて頂けたと思っております。

 

クラシックを見事に歌い上げることが出来るならば、
もちろんこのジャンルもル ヴェルヴェッツの重要なレパートリーとなります。

サラ・ブライトマンやアンドレア・ボッチェリに代表される、クラシカル・クロスオーバー。

「You raise me up」
※ケルティック・ウーマンのカバー曲で有名です。荒川静香さんがトリノオリンピックのエキシビジョンで採用しました。
「Time to say goodbye」
※アンドレア・ボチェッリの代表曲で、サラ・ブライトマンとの共演で爆発的にヒットした
クラシカル・クロスオーバーの代表曲です。
「VIVERE」
※こちらもアンドレア・ボチェッリの代表曲です。

こちらも3曲まとめて一気に披露しました。

 
音楽大学声楽科卒業となれば、ここまでは皆様も想像の範囲だと思います。

ですが、ル ヴェルヴェッツの本領発揮はここからです。
今回のラインナップの中で最も多かったジャンルが、ポップス。
時代を越えて歌い継がれる名曲の数々ばかりでした。

「ルビーの指環」、「ラストダンスは私と」などは、
日本の音楽シーンに残る名曲。
「ルビーの指環」では日野さんが客席まで降りてお客様の目の前で歌うなどのパフォーマンスも披露しました。

歌唱力で魅了したクラシックコーナーならば、
こちらはお客様の想い出を呼び起こす時間。

特に本編の最後に演奏された「ABBAメドレー」は、
70年代半ばから80年代初頭にかけて「ポップ・ミュージックの完成者」と呼ばれたABBAの名曲の数々を演奏しました。
お客様総立ちで手拍子をしながら、まさに会場一体となったフィナーレでした。

また「上を向いて歩こう(坂本九メドレー)」は、メンバーにとって、特に強い想いがこめられていた曲。
この公演のために特別に参加してくれた3人の少年(メンバーにより“ル ヴェルヴェッツ・エンジェル”と命名!)と共に
この曲を歌い、子供から大人まで元気に明るく頑張っていこうというメッセージをお客様に送りました。

 
そしてル ヴェルヴェッツのオリジナルナンバー、
「MI VIDA」と「Let’s kiss tonight」。

「Let’s kiss tonight」はル ヴェルヴェッツの代表曲で、レコチョクのデイリーランキングで1位を獲得した曲です。
お客様も手拍子と共に振り付けの真似をして、大変な盛り上がりでした!

 

 

 

これだけのジャンルと名曲の数々は、本当にまるで時代を越えた音楽の祭典に迷い込んだかの様でした。
本格的な歌唱力を備えたル ヴェルヴェッツのメンバーだからこそ実現するコンサート。きっとご満足頂けたことと思います。

改めて、ご来場、誠にありがとうございました!

次回も更にお客様にご満足頂けるステージを創り上げて参りますので、これからもル ヴェルヴェッツの応援をどうぞ宜しくお願い致します!

投稿:harmonyjapan | カテゴリー: Le Velvets (ル ヴェルヴェッツ) |
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2011 年 3 月 4 日 世界を舞台に

2月13日、音楽界最高の栄誉とされる「第53回グラミー賞」がロサンゼルスで発表されました。

今年は、日本人の受賞ラッシュに沸きました。

クラシックピアニストの内田光子(62)を初め、ロックギタリストの松本孝弘(49)や、
ジャズピアニストの上原ひろみ(31)、琴奏者の松山夕貴子の4名。

特に松本孝弘さんの受賞は、ポップス部門での日本人初受賞という快挙。

受賞発表式での松本孝弘さん、「日本人のギタリストとして大変光栄です」というコメントは印象的でした。

恐らくそれは、日本人初という記念すべき受賞を受けてのコメントだと思いますが、
私にはそれ以上に、私たち日本人に勇気を与えてくれた4名の日本人受賞者を代表してのコメントだったのではないかと思っています。

 

日本人が世界で活躍をし、認められるという事例は過去も現在も決して少なくはないですが、
私の印象ではどちらかというと、医療や学問などの研究分野であったり、
もしくは社会貢献であったりというところが多かった気がします。

いわゆる文化芸術やスポーツでは(もちろん該当する人もいますが)、他の分野に比べると少ないのでは。

というよりも、突発的に輩出されることはあっても、継続的に輩出されてはいないのではないか。
これが10年前までの私の印象でした。
それがスポーツの分野では、ここ最近は印象が変わってきました。

あくまで個人的な記憶で挙げますと(笑)
イチロー選手を初めとする大リーグで活躍する野球選手。
恐らく彼らに憧れて野球選手を目指すアメリカ人も沢山いるでしょう。
もはや日本人選手無しでは語れないフィギアスケート。
荒川静香選手の金メダルがまだ5年前の出来事とは信じられないですね。

余談ですが、トリノ・オリンピック当時私は観光でイギリスにいて、
金メダルの瞬間はホテルのテレビで見ました。
次の日になって、その日会う約束をしていたイギリス人から、「まずはおめでとうと言わなきゃね。」と最初に言われたのは印象的でした。
自分が褒められたかの様に嬉しかったものです(笑)
あとは、中田英寿選手から始まった、日本人サッカー選手の海外挑戦。
特に昨年以降の活躍は、目まぐるしいですよね。
一人ではなく、後に続け!と言わんばかりに継続的に海外での挑戦を果たしているのが、
最近の日本人スポーツ選手の様な気がします。

 

つまり何が言いたいのか。

音楽でもその様な流れが来ればいいのに!と願ってるのです。
世界に認められた日本人の音楽家は沢山いますが、やはりどうしても突発的な印象が拭えません。
個々人は認められていますが、日本全体の音楽文化レベルが高いという印象には繋がらないのです。
その様な状態になるためには、継続的に優れたアーティストが輩出されること。
これに限るのではないでしょうか。
今回のグラミー賞で4人の日本人が受賞したというニュースは、その意味で印象深いものでした。

日本人には音楽の分野で活躍している人がこんなに沢山いるんだ。
という印象に繋がるものだからです。
受賞者の一人、内田光子さんが、84年に小澤征爾さんが指揮するベルリン・フィルハーモニーとの共演で
ロンドン・デビューを果たした時のことをこの様に回想しています。
「当時、ソリストも指揮者も日本人というのはあり得ないこと。」

世界ではそれほどまでに珍しい存在であった日本人アーティストが、徐々に珍しい存在ではなくなってきている。
 

  

今回のグラミー賞が、更なる日本の音楽文化の成長に繋がることを願っています。

もちろん、私たちもそのことを目指して、より良いコンサートの制作に全力を尽くしたいと思います。
受賞されましたアーティストの皆様。
本当に、おめでとうございます。

投稿:H.M. | カテゴリー: スタッフブログ |
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2011 年 3 月 2 日 雪解けとともに・・・

2月の三連休中に東京では雪が降りました。
1月末にもみぞれのような雪が降りましたが、雪らしい雪が降ったのは
今年初めてのことだと思います。

窓から外を見ると、近所の農業高校の茶畑にもうっすら雪が積もっていました。
寒いのは本当に苦手ですが、雪が舞う空を見て少しテンションが上がった自分にビックリしました。

さて、雪が降ったあとは雪解けとともにふきのとうが顔を出します。
1年で最も早くでてくる山菜で、春の息吹を感じさせてくれます。

独特の苦みと香りがあるので子供の頃は苦手でしたが、
今はふきみそや天ぷらがとても美味しく感じます。

そもそも、ふきのとうとはフキの花のつぼみだそうで、まだ葉が出る前にふきのとうだけが独立して地上に顔を出すようです。
採らずにいるとあっという間に茎が伸びて花が咲きます。
花が終わったあとの5月頃からは、ふきのとうの季節が終わり、葉、葉柄(茎)の旬になります。これがあの食べられるフキになるんですね。
私の中で、フキとふきのとうがイコールではなかったので、ちょっと関心してしまいました。
蝋梅が咲き、ふきのとうが顔をだし、いよいよ春の訪れですね!

冬の間は寒くて外出する事も少なかったので、体中にため込んだ脂肪を
春の訪れとともに少しずつ燃焼していこうと思います。
しかし、美味しいものはやはり止められません。
今回も2月の美味しい和菓子のご紹介。
 

うぐいす餅


 

冬の終わりのこの時期、どこの和菓子やさんでもみる2月定番のお菓子です。
うぐいす餅は、求肥(ぎゅうひ)で餡を包み、青えんどう豆を挽いた粉から作られた黄な粉をお餅全体にまぶして、鶯色にします。
お餅の端を少しすぼめて、鳥の形にしたら出来上がり。

うぐいすは春告げ鳥ともいわれています。
そろそろ「ホ~ホケキョ」というカワイイ声が聞こえる頃です。

投稿:M.S. | カテゴリー: スタッフブログ |
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2011 年 2 月 24 日 行って来ました! 京王百貨店駅弁大会!

毎年行われている事は知っていたのですが、
たまたま乗った京王線の車内で広告を見て、今回初参加。
なんと、46回目だそうです。
“全国から約200種類の駅弁と、ご当地名物が集結する”とあって、
会場は人出とすごい熱気…人気の駅弁は会場の外まで続く大行列!
中には整理券が配布されるものもあるとかで、初参加の身には
知らない事ばかり、駅弁GETまで、とってもハードルが高く思えたものです。
気を取り直して、案内チラシをスミからスミまで見て
「あっ、これ聞いた事ある!」という駅弁の販売ブースへ!

まずは最初の一つ目、函館本線・森駅の「いかめし」。
後から知りましたが、この駅弁大会で2年連続、売上一位を誇ります。

 
 

 
手の平サイズの箱に、かわいいイカが2杯!
濃くもなく、薄くもなく、丁度良い味に煮付けられた
柔らかいイカの中ご飯がぎっしりと詰められていて
ぱくぱく、いくつでもいけちゃいそうです。
二つ目は、またまた函館本線・小樽駅の「おたる海の輝き」。
酢飯の上にウニ、イクラ、飛び子、椎茸、蓮根等が載せられた
ちらし寿司で、ぷちぷちのイクラと、ほんのり甘みを
感じさせるウニの競演が楽しいお弁当です。

 
 

三つ目、根室本線・釧路駅の「炙りさんまといわしのほっかぶり寿司」。
いわしのにぎり寿司の上に、酢漬けの薄切り大根が載せられていて、
「ほっかぶり」なるほど。
釧路出身の社員が言うには、“道東が誇る、屈指の名駅弁”との事、
いわしと酢漬け大根のハーモニーが爽やかな一品です。

 

ここまで来て気づいたら、全部北海道!で、それも海鮮もの。
やはり、北海道は海の幸に恵まれているのですね。
ここでちょっと目先を変えて、山形県 奥羽本線・米沢駅の
「牛肉どまん中」のブースへ。
こちらも京王駅弁大会で上位(2011年は2位)入賞を続ける
人気の駅弁、ブースの前にはやはり列が出来ていました。

「山形県産米「どまんなか」をふっくら炊き上げ
その上に特製のタレで味付けした牛そぼろと牛肉煮をのせた
牛丼風のお弁当です。」 なるほど
ご飯が、お弁当とは思えないほどふっくら、
それが甘辛い牛肉と良く合います。
見た目は肉感たっぷりですが、そぼろと牛肉煮の食感の違いが
アクセントとなって、意外と重くなく、ささっと
お箸が進んでしまいました。

 
 

駅弁というだけあって、本来はその駅弁を売っている駅か
列車の中で頂くのが、一番美味しいのだとは思いますが、
遠い土地やまだ行った事のない土地に思いを馳せながら
頂くのも充分アリだと思います。

お弁当箱という小さな空間に、その土地土地の様々な食材や味が
詰め合わされていて、「駅弁」という文化が根付いている日本て
まだまだすごいなと改めて思ったイベントでした!

投稿:K.K. | カテゴリー: スタッフブログ |
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2011 年 2 月 22 日 春節

テレビでも色々と報道されてますが、
2011年2月3日に春節を迎えました。
新暦を主とする日本では、あまりお祝いムードはありませんが、
中国をはじめとする中華圏では一年を通しても最も重要とされる祝祭日であり、
盛大にお祝いをするそうです。

実は、そのムードを味わうことが出来る場所が横浜にあります!
その名も『横浜中華街』!!
今年も様々なイベントが2月3日~17日まで開催され、
“躍動感ある龍舞”や、“迫力ある獅子舞”などを見ることができました。
(普段はあまり触れることの出来ない、中国文化を体験することが出来る貴重な機会です。)

 

来年は1月23日が春節。
また足を運んでみたいものです。

投稿:N.M. | カテゴリー: スタッフブログ |
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2011 年 2 月 18 日 冬の旅

京都と奈良と和歌山へ、冬の旅に出てきました。
前回は、西日本を普通列車でひたすら乗り継ぐ「青春18きっぷの旅」でした。
それに対し、今回は東京と京都を新幹線でサクッと往復しちゃう楽で時間がたっぷりとれた旅となりました。

それでは、わたしの携帯のカメラフォルダにある写真をご覧いただきながら紹介していきます。

 
●六波羅蜜寺

 

 
ここの「空也上人像」は、一歩踏み出そうとしてるかのような動作と本来声は聴覚で聞くものなのに目で見えるモノとして表現してるのが不思議で興味を持っていました。
唱えた念仏が口から仏の姿になって出ています。

 

●東大寺

 

 

 

観光客でにぎわっていました。
鹿におせんべいをあげたり、記念写真を撮ったり、おみやげを選んだり・・・。
私が学生時代に修学旅行で来た時と同じような風景です。

 

●興福寺
 

 

 

ここでは「阿修羅像」を見ました。
少年のようなキリッとした表情に惹きつけられます。
3つの顔と6本の手があります。

 

●薬師寺
 


 

これがフェノロサが「凍れる音楽」と称した東塔。
薬師寺で唯一創建当時より現存している建物で歴史の重みを感じさせます。

 

●室生寺
 


 

写真家・土門拳さんの写真集で見て以来何度か足を運んでいますが、雪化粧の室生寺は今回が初めて。
おみくじを引いたら「凶」でした・・・。

 

●高野山
 


 

とにかくとってもとっても寒かった!!
奥の院のこの橋からは一切の撮影が禁止されていて、高野山の中でも特に神聖な場所です。

 

●京都ラーメン「天天有」
 


 

“京都ラーメン”ってあるんですね。
鶏と野菜をじっくり炊いた素材本来のほんのりとした甘みのあるスープで、とてもおいしかったです。

 
先日私はハガキや便せんの収集に熱を上げているとこのブログで告白しましたが、
この旅行でももちろん素敵な“紙もの”にたくさん出会いました。
長くなりましたので、次回にその紹介をしたいと思います。

投稿:K.T. | カテゴリー: スタッフブログ |
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2011 年 2 月 16 日 冬のアウトドア・エンターテイメント

寒い寒い冬・・・だからこそ楽しめるアウトドアの遊びがあります。
群馬県の榛名山の麓に広がる榛名湖。そこに、なぜか沢山の人の影・・・。

 

ワカサギ釣りです。
温暖化により、湖面が十分に凍らない年が3年間続きましたが、
今年は分厚い氷が張り、釣果も上々とか。

 

勢いよく跳ねるワカサギ。

 

榛名山の西に位置する浅間山。ここで楽しむもう一つのアウトドア・アクティビティをご紹介します。
浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩が造った“鬼押し出し”と呼ばれる溶岩模様が、火口付近に広がります。

 

雪化粧を纏って、幻想的な景色が。
そのエリアを、このスノーシュー(かんじき)で、ネーチャー・トレッキングをします。


 

溶岩で覆われていたエリアにも、時間とともに植物が生え、動物も住める環境が出来上がります。
カラマツやダケカンバなど“パイオニア植物”と呼ばれる根性のある樹木が林を形成するのです。

 

「ここにあるナナカマドは、火にくべても、なかなか燃えません。
“七度カマドに入れても燃え残る木=ナナカマド”という語源があります・・・”

 

興味深いネーチャーガイドを存分に楽しんだ後は、温かい暖炉で体を温めます。

投稿:T.T. | カテゴリー: スタッフブログ |
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2011 年 2 月 14 日 お散歩日和~狭山湖~

まだまだ寒い冬ですが、お散歩するには寒すぎるという感じもなくなり、
久々に自然を満喫しに出かけました。

狭山湖。

狭山といえば、宮崎駿監督作品「となりのトトロ」に、一家の引越し先として出てくる狭山丘陵。

狭山湖はその丘陵の一角を占めている貯水湖で、昭和9年に完成した人造湖です。

 

周囲は整備されていて、散策することができます。

狭山湖周辺は、「水鳥の楽園」とも言われ、冬はバードウォッチングを楽しめるとあって、
双眼鏡やカメラを抱えた人が多く集まっていました。

カモがたくさん

 

 

春は桜、秋は紅葉、四季折々の景色を楽しむことができます。

目の前に広がる湖を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。

春の訪れが楽しみです。

投稿:M.F. | カテゴリー: スタッフブログ |
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