HOME カウント・ベイシー・オーケストラ ニュース-05.07.12
2005年のツアータイトルは・・・
"TIMELESS, PRICELESS & STILL the GENUINE ARTICLE" 70 Years of Swing "It's a Count Basie Orchestra Thing"
「時代を問わず、プライスレスであり、今もなお本物であり続ける・・・70年間スイングし続けてきた、それがベイシー楽団の真髄」
[ヨーロッパをツアー中]
7月1日〜3日に、ワシントンDCの名門ジャズ・クラブ「ブルース・アレイ」での公演を行い、7月4日、米国から欧州に飛び立った。7月6日〜7月16日までヨーロッパ・ツアーを開催する。ギリシャ、スペイン、オランダ、ポルトガル、チュニジア、イタリア、そしてイギリスの、7カ国を回る。
その中でも注目されているのが、7月9日にベイシー楽団が出演した「ノース・シー・ジャズ・フェスティバル2005」。オランダの行政の中心地であるハーグで開催される本フェスティバルは、3日間で約7万人の観客が集い、15会場で総勢1000人以上のアーティストがステージに立つ。
「ジャズ界のウッドストック」と形容され、ストレートアヘッド・ジャズのフェスティバルとしては、ヨーロッパで最大の規模を誇る。今年でちょうど30周年を迎え、過去に出演したアーティストは、カウント・ベイシー楽団をはじめ、サラ・ヴォーン、ディジー・ガレスピー、スタン・ゲッツなど、ジャズ界のトップ・アーティストばかり。また、最近の出演者は、ジャズのみならず、ゴスペル、ブルース、ファンク、ソウル、ドラムンベースなど多ジャンルにわたる。
今年は、ハービー・ハンコック、フィル・ウッズ、ジョー・ザヴィヌル、ロバート・クレイ、ダニエラ・マーキュリー、アンドリュー・ヒル、ソーライブ、ステップス・アヘッド、メシオ・パーカー、チャカ・カーン、アル・グリーン、デビッド・サンボーン、オスカー・ピーターソン、チック・コリアなど目白押し。常連出場グループであるベイシー楽団は、ジャズ・コーラス・グループのニューヨーク・ヴォイセスと共演し、PWA ZAALホール2日目の「トリ」を飾った。
7月14日、15日にイタリアで行なわれるコンサートもスペシャルな内容で、トニー・ベネットが特別ヴォーカル・ゲストとして出演する。「イン・パーソン トニー・ベネット&カウント・ベイシー・オーケストラ」(ソニーミュージック)、「ベイシー・スイングス、ベネット・シングス」(ブルーノート)などのアルバム・レコーディングで共演を重ね、ベイシー楽団との友情は深い。どのようなステージが繰り広げられるのか、期待される。9月にも、米国のタングルウッド・ジャズ・フェスティバルでトニー・ベネットと共演する予定になっている。
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