ベイシー、101回目の誕生日。 スイング・ジャーナル誌9月号(発売中)にベイシー関連記事掲載。
去る8月21日、故カウント・ベイシーの101回目の誕生日を迎えた。昨年はベイシー生誕100年を記念したコンサートが世界各地で行われ、ベイシー楽団結成70周年を迎える今年も、その興奮がおさまるどころか、より一層スケールアップした演奏を世界中のあらゆる会場で披露している。
ウィリアム・カウント・ベイシーは、1904年8月21日、ニュージャージー州レッドバンクで生まれる。1924年、ベイシーは学校を卒業後、ニューヨークへ移り住み、独学でストライドピアノを練習しながら、ジェームス・P・ジョンソンやファッツ・ウォーラーといったピアノの名手たちの演奏を聴きこんだ。
その後、1927年にカンザスシティに腰を落ち着け、ウォルター・ペイジのバンド、ブルー・デビルスを経て、ベニー・モーテン楽団にて、サイドピアニストとして活躍した。1935年に尊敬していたベニー・モーテンが急逝。その後を受け継ぎ、ベイシーがバンドリーダーとなり、「カウント・ベイシー・オーケストラ」が誕生した。この後、ベイシー楽団はニューヨーク、そしてアメリカ全土で大きなデビューを飾り、ビッグバンドの最高峰として、黄金期を築いていくのである。
そのベイシー楽団の中期の足跡を見事にドキュメントした、ヴァーヴ、ドット、MPSレーベルの10作品が、今月復刻発売される。このニュースが、スイング・ジャーナル誌9月号(発売中)に掲載されており、録音に纏わるエピソードや聴き所などを交え詳しく説明されている。世界初のCD化となる「スタンディング・オベーション」をはじめ、全10作品の魅力をこの機会に是非お確かめ頂きたい。
スイング・ジャーナル誌9月号(発売中)
■P.152〜P.153「9月新譜完全紹介」
都並清史氏による紹介文で、各作品の魅力が、詳しく説明されている。
■P.198「買う、買わない、決断のヒントはここにある!復刻盤探訪」
大村幸則氏による今月の復刻盤シリーズの一つとして紹介されている。
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