カンザスシティ・フェスティバル
K.C.サウンドの代名詞、カウント・ベイシーの楽曲を大フィーチャー
ジャズ・アット・リンカーン・センター(JALC)は、カウント・ベイシー・オーケストラの誕生の地としても知られるカンザスシティのジャズ、ブルース、バーベキュー、すべてを盛り込んだフェスティバルを開催する。
このカンザスシティ・フェスティバルは、9月22〜25日に開催され、ウィントン・マルサリス率いるリンカーン・センター・ジャズ・オーケストラが、スペシャルゲストとしてサックス、フルート奏者であるフランク・ウェスを迎えオープニングを務める。
タイトルは、"Kansas City: K.C. and the Count" とされ、JALCのローズ・シアターが会場となっている。カンザスシティが誇るジャズ・ジャイアント、カウント・ベイシーの曲をベイシー楽団のメンバーであったフランク・ウェスがオーケストラと披露し、豪華な演奏が期待される。
24日の演奏は、ニューヨーク市を含む地域では午後8時からWBGO局で、カンザスシティ地方では午後7時からKCUR局で生中継されるほか、衛星ラジオでも放送を予定しているチャンネルがある。
また、このフェスティバルにはボビー・ワトソンのブギウギ・ジャンプ・バンドや、ジュリアード・ジャズ・オーケストラも3夜連続出演する。同じニューヨークにあるハーレム・ジャズ・ミュージアムの管理者が開く"Kansas City is Swing Territory" という知られざるユニークなカンザスシティのスイング・ジャズの歴史を伝えるセミナーもあり、名物のバーベキューも用意されるなど、にぎやかなフェスティバルになりそうだ。
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