HOME カウント・ベイシー・オーケストラ ニュース-05.08.30
カウント・ベイシー、ジャズの殿堂入りを果たす。
エラ・フィッツジェラルド、ベニー・グッドマンなどと共に、「ネスヒ・アーティガン・ジャズの殿堂」入りを果たした。
8月9日、AP通信で、カウント・ベイシー、エラ・フィッツジェラルド、ベニー・グッドマンが、今年の「ネスヒ・アーティガン・ジャズの殿堂」として選ばれたというニュースが報道された。「ネスヒ・アーティガン・ジャズの殿堂」は、昨秋、ニューヨークのタイム・ワーナー・センターにある、ジャズ・アット・リンカーン・センター(JALC)が始めたものでジャズ界の発展に偉大な功績を残したアーティストに贈られる。同センターはトランペッターのウィントン・マルサリスが音楽監督を務め、専属オーケストラを持つ。
ロイ・エルドリッジ、アール・ハインズ、デューク・エリントン楽団のジョニー・ホッジス、カウント・ベイシー楽団のジョー・ジョーンズ、チャールズ・ミンガス、キング・オリバー、ファッツ・ウォーラーらも今年殿堂入りを果たした。
審査は世界17カ国から58人のジャズ・ミュージシャン、専門家たちによって行われる。
「ネスヒ・アーティガン・ジャズの殿堂」は、JALCのメンバーであるアーメット・アーティガンが、実兄ネスヒ・アーティガン(1917―1989)の名誉を称え名付けられた。アーティガン兄弟はアトランティック・レコードの設立者であり、R&Bやロックの黄金時代を築きあげたとして“世界最高のロックンロール事業家”と謳われている。記念式典は来月8日、Frederick P. Rose Hall にて開催される予定だ。
昨年、殿堂入りを果たしたのは、ルイ・アームストロング、マイルス・デイビス、ビリー・ホリデーなど。
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