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コンサートレポート

2011 年 1 月 17 日 2010年、改めて感じたこと

昨年末、月曜の深夜12時20分から放送しているフジテレビのスポーツニュース番組、
「すぽると!」で、昨年のサッカーW杯を振り返る特集が組まれていました。

恐らく普段サッカーをあまり見ない人でも、昨年のW杯に熱狂した人は多かったのではないでしょうか。
サッカーが好きな人からすれば、ほとんど悲観的に見ていた日本代表の予想を上回る大健闘。
そうでない人でも、遠く離れた国で日本人が世界を相手に一致団結して戦う姿に。
「すぽると!」では、W杯開幕直前で日本代表のキャプテンに任命され、
同大会から現在までその役割を担っている長谷部誠選手のインタビューが紹介されていました。

 
彼はインタビューの中で、W杯を通して一番感じたことを語りました。

それは、「人の心を動かす。人に感動を与える。」

ということだったそうです。
スポーツは観ている人の心を動かす。
私たちがスポーツ観戦をする時、少なからずこのことを期待しています。
ですからこれは決して珍しい言葉ではないでしょう。

もちろんプレイヤーもそのことを理解し、インタビューなどではサポーターへの期待に
応えるために良く口にしている言葉です。
ですが長谷部選手のこの言葉には、普段以上の重みと説得力を感じました。

何故なら彼らは実際に、「人の心を動かした」後だからです。
サポーターの側から見れば、「動かされた」後だからです。
長谷部選手はこう続けました。
「動かそうとして動かした訳ではなく、結果としてそうなった。」
「自分はこういう瞬間のためにサッカーをやっているんだと改めて感じた。」

トッププレイヤーであれば常に高いパフォーマンスと安定したメンタルを維持しようと試みており、そのために必要なことも熟知しているはずです。
しかしW杯の日本代表は、それ以上の集中力、結束力、前進するこだわり、信じる力を持ち、常に追い求めていても至ることのなかった境地にいたのではないでしょうか。
さらに長谷部選手からこんな言葉が出ました。
「音楽も同じだと思うんですが・・・」と。
つまりスポーツは人の心を動かすもの。
それと同じ様に音楽も人の心を動かすもの。

実際、音楽とスポーツでは共通点があると思います。
演奏も試合も、観る人の前でリアルタイムに行われるという点。

そのため、プレイヤーのリアルな感情が伝わると共に、同じプレイヤーでも時と場所によって伝わる感情が変わる可能性すらあるのです。
私は長谷部選手の言葉を通して、ディズニー・オン・クラシックのツアーを思い出しました。

演奏技術や演出を超えて、お客様、演奏者、スタッフのエネルギーが一体となったその瞬間にしか味わえない感動が、ツアーを通して何度も訪れます。

私たちもまた、私たちに与えられた使命に最大限集中することが、「人の心を動かす」ことに繋がるということを改めて感じました。
また、その期待と責任を負っているということも。

 
私はサッカー日本代表の皆さんにはまだまだ遠く及びませんが、その様な心構えで、今年もハーモニージャパンのスタッフとして励みたいと思っております。
昨年は大変お世話になりました。
ハーモニージャパンに関わって下さった皆々様、どうか本年が良いお年となりますように。
そして今年も、宜しくお願い致します。

投稿:H.M. | カテゴリー: スタッフブログ |
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