オリンピックコンサートとは

オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が、
オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、
オリンピズムに掲げられたスポーツと文化の融合をかたちにした、
オリンピック映像とフルオーケストラが競演するコンサートです。

テーマは“夢の力を信じて”

パリ2024大会まであと1年となった今年のコンサートは、“夢の力を信じて”をテーマに開催します。
コロナ禍により人々の生活も一変した中での開催となった東京2020大会、北京2022冬季大会。
変化や孤独を乗り超えて挑んだアスリートたちがみせてくれた雄姿は、いっそうの輝きを増し、私たちに勇気と希望をもたらしてくれました。
コンサートでは、スクリーンに鮮やかに蘇る先人たちがつないできたオリンピックの軌跡を、壮大なフルオーケストラの演奏にのせてふりかえります。
夢に向かって挑み続けることのできる日常が、すべての人に当たり前に存在するものではないことを突き付けられている今、オリンピック精神の原点をあらためてみつめながら、夢の力を信じて、来年のパリへ、そして、その先の未来へつないでいくべきものを展望します。

これまでの公演

オリンピックコンサート2022

北京2022冬季オリンピックメダリストたちや、東京2020大会メダリストたちが集結!

テーマは
「勇気をありがとう、感動をありがとう」

6月16日、東京国際フォーラムで開催。
第一部では、北京2022冬季オリンピック開会式テーマソングの『雪の結晶(Snowflakes)』の演奏とともに、繊細な美しさにあふれていた北京2022冬季大会の開会式の名シーンや、素晴らしい活躍を見せたTEAM JAPANのパフォーマンスを一挙に振り返り、スクリーンで紹介しました。
第二部のスペシャルステージでは、音楽でアスリートたちにエールを送り続けたシンガーソングライターのmilet(ミレイ)さんをゲストに迎え、フルオーケストラとともに、『Ordinary days』、『One Reason』、NHKウインタースポーツテーマソング『Fly High』を披露。
「JOCスポーツ賞表彰~アスリートトーク」では、コンサートに出席した東京2020オリンピック、北京2022冬季大会メダリスト13名が登壇。
各選手がそれぞれの大会を振り返って、現在の心境と今後の目標を語りました。

▶オリンピックコンサート2022

オリンピックコンサート2021

東京2020大会メダリストとともに感動を振り返る

テーマは
「勇気をありがとう、感動をありがとう」

東京2020大会後の、10月12日に開催。
2年ぶりとなったコンサートのテーマは、“勇気をありがとう、感動をありがとう”。
様々な困難に直面しながら迎えた東京2020大会。いつものオリンピックとは違う状況の中でも、自分を信じてベストを尽くしたアスリートたちの姿は、輝きを放ち、数々の心揺さぶられるドラマが生まれました。
新たに生まれた希望の光と勇気を、未来へとつないでいくことができるよう願いを込めて、スクリーンに蘇るオリンピック映像と、フルオーケストラによる壮大な響きで、オリンピックの感動を振り返りました。
来場メダリスト29名の中から10名のメダリストたちが代表してステージに登壇し、2カ月経った大会をふりかえって現在の心境と今後の目標を語りました。

▶オリンピックコンサート2021

オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ

毎年、東京他で開催し、好評を博してきた「オリンピックコンサート 」 が、各地を代表するコンサートホールにおいて、オーケストラの演奏を生音でお楽しみいただける「プレミアムサウンドシリーズ」を開催。

▶オリンピックコンサート2020プレミアムサウンドシリーズ

オリンピックコンサート2019

4年に1度の最高の夢の舞台がTOKYOにやってくる。

テーマは
「輝く夢に向かって!」

6月14日に開催。
1964年の東京オリンピックから半世紀。夏のオリンピックをめぐる夢は、時を超えて受け継がれ、人々に、社会に、希望をもたらしてきました。
コンサートでは、これまでのオリンピックのヒーロー、ヒロインたちの躍動する姿やオリンピックならではの名場面の数々により、夏のオリンピックの輝きの軌跡をたどりました。
第2部では「平成30年度JOCスポーツ賞」受賞者表彰が行われ、受賞したアスリート等が登壇。選手たちが受賞の喜び、今後の目標などを語りました。
藤巻亮太さん(レミオロメン)によるスペシャルステージでは、ヒット曲の『粉雪』、2008年北京オリンピックのために書き下ろした『もっと遠くへ』、そして代表曲の『3月9日』を熱唱し、エールを送りました。

▶オリンピックコンサート2019

オリンピックコンサート2018

平昌の感動と興奮を東京へ!

テーマは
「つなげよう感動!輝こうTOKYOで!」

6月8日開催。平昌オリンピックファンファーレで幕を開け、平昌オリンピックの名シーンと多彩なリズムで構成された曲が組み合わさることで、会場は たちまち、日本中、そして世界中が沸いた平昌オリンピックの興奮と感動を思い出すムードに包まれました。
“応援をありがとう!”の気持ちをオリンピアンが伝えるトークコーナーでは、平昌オリンピックのメダリストが登壇。
森山直太朗さんによるスペシャルステージでは、オーケストラの演奏に乗せて、『さくら』『人間の森』そして、「過去でも未来でもない、今こそが人生のときなんだという思いを込めた人間賛歌」という『今が人生』をNHK東京児童合唱団といっしょに歌い、会場を盛り上げました。

▶オリンピックコンサート2018

オリンピックコンサート2017

リオの感動がよみがえる演出。東京2020大会へエールを!

テーマは
「つなげよう情熱、輝く未来へ!」

6月9日開催。近代オリンピックの父ピエール・ド・クーベルタンが残した名言からインスピレーションを得て、オリンピックをめぐる数々の“情熱”そして“挑戦”のドラマを、オリンピックならではのこれまでの名場面を存分に取り入れた映像と音楽でお届けしました。
現役時代、美しい演技で多くの人を魅了した小塚崇彦さん、小谷実可子さんの楽しいお話、そして新妻聖子さん、中川晃教さんによる圧巻のステージ、そして翌年に迫った平昌オリンピックでの夢の実現を誓うトップアスリートたちも参加し、バラエティ豊かで華やかな公演となりました。

▶オリンピックコンサート2017

オリンピックコンサート2016

2016年夏、リオでの感動をふたたび。互いの感謝の気持ちを共有。

テーマは
「応援をありがとう!感動をありがとう !」

リオの余韻が残る10月7日開催。史上最多のメダル数を獲得し、日本中を沸かせたリオデジャネイロオリンピック。
映像と壮大な音楽で、あの夏の感動をふりかえりました。
30名のリオメダリストたちも駆けつけ、声援をおくってくれた日本のみなさんへの感謝の気持ちを直接伝えました。
また、11月12日には2回目となる川越での公演も開催。川越にゆかりのあるリオで活躍したアスリートらを迎え、2020年へ向けて、市民みんなでオリンピックを成功させようという機運が高まりました。

▶オリンピックコンサート2016

オリンピックコンサート2015

平和の祭典、オリンピック。時を超えて、受け継がれてきた精神を未来へ。

テーマは
「つなごう、聖なる炎 !」

6月12日に開催。第1部では、オリンピックをめぐる聖火やライバルの物語など、時代を超えて今に至るオリンピックの歩みと
受け継がれてきた精神を、貴重な歴史的映像と音楽で表現。
第2部では、あの夏の感動をもう一度、と、輝き躍動する夏のオリンピックのダイナミックな魅力に迫りました。
スペシャルゲストとして、若い世代から支持を集めるmiwaが登場。アスリートへ音楽でエールをおくりました。

▶オリンピックコンサート2015

オリンピックコンサート2014

雪と氷のソチの舞台で輝いた夢、そして、2020年に輝く夢へ !

テーマは
「輝く夢を、ありがとう !」

6月6日に開催。雪と氷の舞台で、熱い魂を胸に秘め、ソチで輝いたアスリートたちと、彼らに夢を託して精一杯の声援を送った私たち。第1部では応援 と感動に互いに感謝。
第2部では、今年50周年を迎えた1964年東京オリンピックで花開いた夢、そして新たに2020年へ向かって輝く夢を、壮大な音楽と映像で表現しました。
ゲストアーティスト辻井伸行さん、StarSの圧巻のパフォーマンスも大きな喝采を浴び、感動的なステージとなりました。

▶オリンピックコンサート2014

オリンピックコンサート2013

100年前から受け継がれてきた夢を音楽の感動とともに
~6月23日オリンピック・デーに開催。

テーマは
「Toward the Dream~夢に向かって」

クーベルタン男爵が提唱し、近代オリンピックが復興した日、6月23日に開催。
ロンドンオリンピックから、翌年のソチオリンピックへつなぐ夢、
2020年日本でのオリンピック開催へ向けてふたたび動き出した夢。
ロンドンのメダリスト、ソチで活躍が期待されるアスリートが一堂に会し、100年前から受け継がれてきたオリンピックの
夢に思いをはせ、迫力の映像と、美しく壮麗な音楽との見事なコラボレーションで感動を届けました。

▶オリンピックコンサート2013

オリンピックコンサート2012

感動のロンドンオリンピック映像と壮大なシンフォニー、
会場が一つになった感動的な1夜

テーマは
「応援をありがとう!感動をありがとう !」

会場を東京国際フォーラムホールAに移し、ロンドンオリンピック後の10月4日に開催したオリンピックコンサート。
東京フィルハーモニー交響楽団の迫力の演奏、多彩なボーカルゲスト、照明・特殊効果演出を駆使したスペクタクルな演出。
ロンドンオリンピック・パラリンピックのメダリスト33名も集結し、メダリストから、応援ありがとうの気持ち、 お客様から感動ありがとうの気持ちを互いに共有し合う、感動的なコンサートになりました。

▶オリンピックコンサート2012

※新型コロナウィルス感染症対策について、本公演は政府・自治体及び関係団体のガイドラインに基づき、
感染予防対策を実施することで感染拡大防止に努めてまいります。

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